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🐍アイツがやってくる🐍

こんにちは!診療アシスタントの尾関です。

東海地方の梅雨明け宣言はまだですが、連日猛暑が続いておりますね。

前回のブログ【今から知る熱中症対策!! (kakami1299.com)】でも紹介しましたワンちゃんやネコちゃんの熱中症対策をしっかり行って暑い夏を乗り切りましょう!

その中で、予防の一つとして「夏季のアスファルトはとても暑いです。肉球が火傷してしまう為、お散歩は朝の涼しい時間と日が沈んでアスファルトが暑くない時間がおススメです。」とお伝えしましたが、この時期・時間帯に現れるアイツには注意が必要です。

そう、それは【ヘビ】です



<呼んだ?


日本に生息する毒を持つヘビとしてマムシ・ヤマカガシ・ハブが挙げられます。その中のマムシ・ヤマカガシは岐阜県にも生息しているため注意が必要です。



【ヘビ】は春~秋に出没します。気温が24度~28度になると特に活発になり、夜行性でもあるので夕方や夜の時間帯での遭遇率が高くなります。周辺が暗くなると足元が見えづらくなり【ヘビ】がいても気づかないということも…!











ワンちゃんの動きはもちろん、周辺も要チェック!



じゃあ、暗い時間帯の足元さえ注意すれば大丈夫!?と、いうわけでもありません。


例えば、各務原市には各務原市民公園という大きな公園があります。



季節によって様々なイベントが開催されたり、緑がたくさんあり自然を感じられる絶好のお散歩スポットでもあります。私も通勤途中、多くの飼い主様がワンちゃんたちの散歩をしている姿をいつも見かけます。が、そんな緑がたくさんの場所にも【ヘビ】は多く生息しています。

涼しいところを求めた【ヘビ】が草陰や岩陰で休んでいるところに、急にワンちゃんが現れてビックリしてとっさに咬む…ということがこの時期、非常の多いので注意が必要です。



大事なワンちゃん・ネコちゃんがヘビに咬まれてケガをした!

そんな時の対策をご紹介します。


まず、ワンちゃんやネコちゃんが【ヘビ】に咬まれると…

・咬まれた患部に2つの咬み傷ができる

・患部の腫れ

・出血

・患部の痛み

・化膿

・食欲不振

・嘔吐下痢

・元気消失

・血尿

・発熱

などの症状がでます。










<先生、咬まれました…



対策1:緊急性を理解しすぐ病院へ

マムシ・ヤマカガシの咬傷は非常に危険であり、命にかかわることがあります。ちょっと様子を見て…は絶対にダメです。早急にご来院ください。


対策2:活動を制限する

安静にさせ動かしたりしないでください。暴れてしまうと心拍数が上がり毒の回りが早くなってしまいます。


対策3:傷口を処置しない

テレビ等でよく観る「毒を吸い出す、切開する」などの処置は絶対に行なわないでください。これらの行為は危険であり、かえって症状を悪化させる可能性があります。










治療をどの段階で開始したか、また症状がどれくらい悪化していたかによって予後は変わってきますが、咬まれたその日に適切な処置を受けていれば、1週間以内には改善が見られます。ただし、患部の壊死や化膿がひどい場合は皮膚や被毛の再生には1か月以上時間がかかります。


もちろん、かかみ犬と猫の病院でも治療ができますので、万が一の場合はすぐご連絡・ご来院してください!



最後に私の家族を紹介します。

住み着いてる地域ネコちゃんが育児放棄をしてしまったため、我が家で育ったタマちゃんです!一番若い子なのでいつも元気いっぱいです!


 
 
 

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